ああ、やっぱり始まったギリシャのゼネスト [ニュース]
ギリシャの連立与党がEUなどが示した緊縮策で合意に達したことに対して、ギリシャの2大労組がゼネストをはじめました。
緊縮策は最低賃金引き下げや休日手当の削減、公務員の削減、年金の削減などでどれも公務員などの労働者には厳しい内容です。
しかし政府はこれを受け入れなければ1300億ユーロの支援を受けることができません。
ギリシアは3月に145億ユーロの国債償還があり、支援を受けることが出来なければ、確実にデフォルトです。
ただすでに連立与党の決定に対して48時間のゼネストが始まりました。
まあ、予想は出来たことです。
これで本当に議会に法案を通過させることができるかという懸念が出てきました。
EUとしてもお金を払ったあとに
「やっぱやめた」
ということになりかねないため、今のところ支援の実施はしていない模様です。
しかし、
「苦しいのはわかるがギリシア人ももっと働けよ」
って思っている人も多いのではと思います。
正直、今回の支援を受けたところで将来どこかでデフォルトすると考えられます。
ギリシアはあまり借金を返す気がないとドイツの閣僚も言っていました。
EUも少々の痛みは覚悟してギリシアを早く切り離したほうがいいような気がするのですが、ギリシアがデフォルトした時の余波がどこまでいくかが心配ということなのでしょう。
堀川春広
看護師 中途採用
徳田重男
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